webアプリケーションフレームワークであるexpressを使用してnode.jsでアプリケーションを作成するまでの手順を説明します。node.jsのインストールについてはこちら。
目次
npmのインストール
パッケージ管理ツールのnpmをインストールします。RedHat系のyumやMacPortsみたいなものです。
$ curl http://npmjs.org/install.sh | sh
...It worked
インストールできたか確認します。
$ npm -v 1.1.9
パッケージの検索にはsearch オプションを使用します。
$ npm search < キーワード>
expressとejsのインストール
webアプリケーションフレームワークであるexpressをインストールします。また、今回はテンプレートにejsを使用します。
expressのインストール
$ npm install express
ejsのインストール
$ npm -g install ejs
expressでプロジェクトを作成
expressコマンドを使用して作成します。-tオプションで使用するテンプレートを指定できます。 今回は、node_testというプロジェクト名でプロジェクトを作成します。
$ express -t ejs node_test create
$ cd node_test && npm install
メッセージの最後にあるとおり、依存するファイルをnpmでインストールします。
$ cd node\_test $ npm install
サーバーの起動
プロジェクト直下にあるapp.jsでサーバーを起動できます。
$ node app.js
デフォルトでは、http://localhost:3000 で以下のようなページが表示されます。
最後に、プロジェクトは以下のようになっています。
$ ls
app.js node_modules package.json public/ routes/ views/
各ファイル・ディレクトリの用途は以下のとおりです。
app.js
アプリケーションのメインスクリプト
node_modules
アプリケーションで使用するモジュールはここに保存する
package.json
アプリケーションの情報を記述したjson形式のファイル
public/
画像など静的ファイルの置き場
routes/
URLのパスに紐づいたスクリプトファイルの置き場。 controllerに相当するもの
views/
テンプレートファイルの置き場。viewに相当するもの