Node.jsを使用するにあたり、現在も開発が盛んに進んでおり頻繁なバージョンアップがあるので、バージョンを簡単に切り替えられる仕組みがあると何かと便利です。そのような理由で、Rubyで言うところのrvmのようなものがまずインストールするnvmに当たります。nvmはNode Version Managerの頭文字をとったものです。
目次
nvmインストール
早速nvmをインストールします
今回はgithubからリポジトリをcloneしてインストールします。
$ git clone git://github.com/creationix/nvm.git ~/.nvm
cloneが完了したら、下記コマンドで、nvmを有効にします。
$ source ~/.nvm/nvm.sh
尚、githubのページのインストール方法にもあるように、上記のコマンドはbashで実行すると書いてあり、他のシェルの場合は動かない場合があります。例えば、zshの場合はこちらを参照ください。
毎回ログイン時に上記sourceコマンドを自動で実行してくれるように、~/.bashrc か ~/.profileに書いておくと便利です。
$ echo 'source ~/.nvm/nvm.sh' >> ~/.bashrc
node.jsインストール
先程インストールしたnvmを使用して、node.jsをインストールします。まずはinstallコマンドで 0.4.10をインストールしてみます
$ nvm install 0.4.10
インストールが完了したらバージョンの確認です。
$ node -v v0.6.12
うまくインストールされました。 他のバージョンもインストールしてみます。
$ nvm install 0.4.10
インストールが終了したら、nvmでバージョンの一覧を見てみます
$ nvm ls
v0.4.10 v0.6.12 current:
v0.4.10
$node -v v0.4.10
nvmの出力で current: に書いてあるものが現在有効なバージョンです。 では、nvmのuseコマンドでバージョンをv0.6.12に変更してみます。
$ nvm use v0.6.12
Now using node v0.6.12
$ nvm ls
v0.4.10
v0.6.12 current:
v0.6.12
$ node -v v0.6.12
バージョン0.6.12へ変更できたようです。ひとまずnode.jsのインストールは完了です